小さい頃、雨が降る直前や雨が止んだ後、田んぼやあぜ道に沢山のトンボが飛んでいました。
夏はオニヤンマやシオカラトンボ、秋にはアキアカネやミヤマアカネなど、日本では200種類近くのトンボが生息しています。
稲の先や水溜りで羽を休めている姿を、1度は見かけたことがあると思います。
トンボはセミのように鳴く事もない為、不快な思いはせず、見ていると気持ちが和みます。

トンボは前にしか進まないことから「勝ち虫」と呼ばれ、戦国時代には兜や鎧など武具の装飾に用いられました。
後ろへ下がることはないので、武士には縁起物として喜ばれたそうです。

日本中の至るところで見られたアキアカネは、20年ほど前から急激に減少しています。
トンボ復活に向けて、耕作されなくなった田んぼを借り、トンボの為に田んぼ生き物公園を整備している地域もあるそうです。

トンボは優雅に宙を舞っている姿も良いですが、羽を休めている姿に風情を感じます。
トンボの住みやすい環境が戻って来ると良いですね。